きれいなお母さんでいるために

 出産後は妊娠前にくらべて、さまざまなからだの変化が起こります。お母さんになった喜びがある一方で、女性としては気になることも…。産後のお母さんは、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。

 

 

 

妊娠線のこと

 妊娠線とは、妊娠中にお腹やおっぱいが急に大きくなっていくことに、皮膚が伸びるスピードが追いつかずに、皮下組織が断裂してできてしまう線のことです。そして、一度できてしまった妊娠線は、完全に消えることはありません。
 でも出産後1年くらいたつと、赤紫色だったのが薄くなって周りの皮膚とほとんど同じ色になってくるため、目立たなくなります。ただし、出産後も体重が戻っていない場合は回復に時間がかかることがあります。

 

 出産後も体重が増えたままで妊娠線に悩んでいる場合は、ダイエットを心がけましょう。次の妊娠に備えるためにも、健康・美容のためにもおすすめです。また、妊娠中から保湿クリームを塗ってマッサージするなど、妊娠線ができないようにケアしておくのもおすすめです。

 

 

 

出産後はシミがでやすい?

 妊娠中の肌のトラブルとしてシミがあげられます。妊娠中に今までなかったシミができてしまうといったことは珍しくないのですが、一般的には出産後にもとに戻ることがほとんどです。
 ただし、中には出産後も残ったり悪化してしまうこともあります。妊娠中は化粧品の匂いが気になったり、肌が弱くなっていて日焼け止めがつけられなかったりと、日焼け対策がなかなかできないことが原因のひとつと考えられます。

 

 妊娠中から日焼け対策をすることが、シミを残さない対策ともなるのですが、アスファルトからの反射光は、帽子や日傘だけでは十分な日焼け対策にならないことも。市販の日焼け止めクリームの使用に抵抗がある場合は、皮膚科で相談してみるのもいいでしょう。

 

 

出産後の抜け毛の悩み

 出産後に抜け毛の量が多くなることがありますが、妊娠前のからだに戻っていく変化のなかで起こる症状と考えられていて、ずっと続くものではありませんので心配はいりません。
 一般的に、出産後3か月くらいで抜け毛の量が増えはじめ、半年くらいから抜け毛の量が減りはじめて、1年頃には新たに髪が増えてくるといわれています。ただし髪の毛は1か月に1センチ程度しか伸びませんので、髪の量がもとに戻るまでにはもう少し時間がかかります。それでも、他の人がみてあきらかにわかる程の変化はありませんから気にしすぎることはないでしょう。

 

ヘアマニキュアのこと

 白髪が気になるお母さんにとって、母乳中のヘアマニキュアのことは気になること。なんとなく避けた方がいいようなイメージがあるかもしれません。
 でも、染料の成分がお母さんの皮膚から吸収されたとしても、母乳に分泌されるのはごくわずかといわれています。

 

 

 美容にも出産後のからだにも、睡眠不足や栄養不足は大敵です。あまり無理をし過ぎず、休養をとることを心がけ、育児を楽しみましょう。